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ウニの遺伝子の70%はヒトと共通だという解読結果が、ニュースで報道されている。
脊椎動物で視覚と嗅覚をつかさどるたんぱく質にあたる遺伝子もみつかったという。
そのたんぱく質がウニではどのような働きをしているか、
そもそもその遺伝子がウニの体を作る時に、実際に形質として発現しているかどうかは判らない。
発現する以外のところにあるってこともあるし。
細かい解析はまだなんだろうし。
ただ、脊椎動物と同じような知覚がある「可能性」が出てきたわけだ。
あくまで可能性だ。あると確定しているわけではないよ。
ウニに聞くわけにもいかないし。
ウニの考えというものがあるとしても、考え方がウニなりなので、
ヒトには理解出来なかろう。
普段ウニはおいしいと思ってはいるが、
もし理解しあえたりしてしまったら、一生軍艦巻きを食べられないのではないだろうか。
あまり親しくなっては食べられない。本当に理解できたなら、食べられなくてもいいが。
ヒト視点で想像して見よう。
…ある日、気がつくと海の中。
おいしそうな小エビだかなんだかが、目の前を過ぎていく。
触手伸ばして今日のごはんキャッチ。
そのまま口に運びいただきます。
…移動しよう。
とげとげを立てて転がるように移動する。
触手で周囲を確かめながら。
視界は前だけを見ず、転がるなりに上を見たり下を見たり横を見たり。
ヒトでは自分の手足を見るような位置に、とげとげと触手が見えるとする。
…ちょっとよく判らないわ。
ウニに限らず。
他の生き物にしても、遺伝子上で見れば想像以上に共通点が多いのだ。
だいたい設計図が、同じ物質で作られ、同じ書式で書かれていること自体、
お互いに同じ根元から生まれたことの証明だ。
見た目と思うことは違っても、わたしたちはお仲間なのだ。
ヒトが優位に立ちすぎるのはよくないと考えるのは、わたしだけではないと思うんだけど。